2025.01.21 2025.01.22

BIツールでデータを可視化しよう！

kotmyn0812@gmail.com

“BIツール”（ビジネスインテリジェンスツール）と呼ばれるツールを使うことで、データをわかりやすく可視化することができます。
デジタル化が進み、多くのデータを保有する企業が増えてきました。このデータを、BIツールを用いてわかりやすく可視化することが、意思決定において重要になってきています。

そんなBIツールにはたくさんの種類が存在します。また、企業ではなく個人で利用できるものも多くあるため、「試してみる」ことも非常に簡単になってきています。
今回は、個人利用が可能なBIのなかから、Tableau、Power BI、Looker Studioを紹介したいと思います。

Contents

BIツールとは？
各BIツールの概要
各BIツールの特徴
触ってみた所感

BIツールとは？

改めてBIツールとは、膨大なデータを分析・可視化し、経営判断や業務改善に役立てるためのツールです。ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で、グラフやダッシュボードなどの形式で視覚的に表現することができます。
これまではExcelを使った集計・分析をされている方が多かったと思います。Excelと比較して、BIツールは大量のデータを処理したり、リアルタイムに状況を把握したりできるため、より迅速かつ的確な意思決定に進めることができます。

各BIツールの概要

ツール	概要
Tableau （https://www.tableau.com/ja-jp）	Salesforceが提供するBIツールです。直感的なインターフェースが特徴で、豊富なビジュアライゼーション機能と強力なデータ分析機能を備えています。企業利用がメインですが、そうでない方もTableau Publicという無料のアプリケーションで可視化を行うことができます。
Power BI （https://www.microsoft.com/ja-jp/power-platform/products/power-bi）	Microsoftが提供するBIツールです。 Excelに近い操作感で、データの可視化、分析、共有を容易に行うことができます。こちらも企業利用がメインですが、Power BI Desktopというアプリケーションは誰でもインストールでき、可視化を行うことができます。
Looker Studio （https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja）	Googleが提供する無料のBIツールです。 Googleのスプレッドシートなどからデータを読み込むことができ、簡単に可視化を行えます。無料でもセキュリティを保ったうえで他の人と共有できるなどのメリットもあります。

各BIツールの特徴

Tableau

特徴

可視化の機能が豊富で、高度な分析が実現可能
手軽な操作で、見やすくデザインも綺麗なグラフが作成可能
コミュニティのサポートが協力

画面イメージ

Power BI

長所

Microsoft365との連携が優秀
Excelに近い操作感
無料版でも基本的な機能はほぼ利用可能

画面イメージ

Looker Studio

長所

Google系サービスとの連携が優秀
無料で利用可能
ダッシュボードの共有なども比較的容易

画面イメージ

触ってみた所感

BIツールは、大枠ではできることは同じですが、それぞれ違う特徴を持っています。
下記に、私が触った所感をまとめます。

Tableau
可視化の種類が豊富で、様々な分析が可能なため、高度な分析を行いたいユーザー向け
Power BI
Microsoft365との連携に優れているため、Microsoft365を利用しているユーザー向け
Looker Studio
Googleのサービスとの連携に優れているため、Google Workspaceを利用しているユーザー向け
また、無料でも閲覧範囲を指定したうえでダッシュボードの共有ができるため、個人利用で他人と共有したいユーザー向け

実際にツールを使う時は、会社で使用している他のツールとの相性やデータの規模などによって選ぶものも変わってきます。
操作感の慣れもあるので、一度個人で触って慣れてみるというのもよいかもしれません！

今回紹介したBIツール以外にも、様々なBIツールが存在します。
ただ、まずは今回ご紹介したような無料で使えるツールを試してみて、BIツールでどんなことができるかを見てみてはいかがでしょうか？

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